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シンプルだから印象にのこるドア
先日、LIXILショールーム鹿児島でおこなわれた
「 住まいのインテリアコーディネート提案会 」に参加をさせていただきました。

10月に新しく発売された [ ラシッサ ] についてのお話でした。
その時に学んだことをコラムとして 今回は書きたいと思います !
[ column vol.2 ] シンプルだから印象にのこるドア。
お家の印象を決める要素といえば、外観や床、壁の色などを
思い浮かべる方が多いかと思います。
でも実は、普段は目につかない場所こそが空間の雰囲気をかえてくれます。
そのなかでも今回は先日の提案会で勉強をした
【 室内建具 ( ドアや引き戸など ) 】についてピックアップしたいと思います。
毎日何度も手に触れるものだからこそ、
デザイン性はもちろんですが使いやすさも大切にしたいものです。
2025年の10月に、LIXILの人気シリーズ [ ラシッサ ] が
” しつらえを美しく ” をコンセプトにモデルチェンジされました。
topix ! [ ラシッサ ] ってどんなシリーズ ?
ラシッサは、LIXILが提案する住宅用の室内建具シリーズです。
木の質感を大切にしながら ナチュラルからモダンまで幅広いテイストに
対応しているため多くの住宅で採用されている建具のひとつです。
topix ! リニューアルされた箇所
今回のリニューアルでは 【 デザイン 】【 カラー 】【 機能 】の
すべてが見直されました。
注目は 「 インテリアに溶け込む素材感 」と「 暮らしに寄りそう使い心地 」です。
[ カラーバリエーション ]
3つの新色 【 クリエオーク 】【 クリエチェリー 】【 コージーライトグレー 】が追加されました。

北欧やナチュラルモダンなど、最近のインテリアトレンドにぴったりの色味です。
同じ色でもドアのデザインや取っ手の組み合わせで印象が変わるのも魅力。
リクシルさんのドアはグレーの色だけでも4種類もあります。

そのなかでも今回新しく追加された【 コージーライトグレー 】は
グレー系の壁紙はもちろんですが木目にも調和しやすい優れもの ! いや優れ色かな ?

ちなみに 新しく追加された【 クリエオーク 】は所長とも調和してくれました。
この頃 ベージュのシャツにベージュのズボンを履くのが所長的マイベストコーデらしいです ( 専務調べ )
[ 隠し丁番 ]
これは私的に一番感動した部分です。
普段はあまり気にしない人が多い部分かもしれません。
私も今までは気にもかけていませんでした。

この丸で囲んでいる丁番の部分です。
この部分、旧ラシッサや他のメーカーさんでは ぽこっとでているのが通常です。
ですが新しくなったラシッサはこの部分が

すっきりと隠れているんです( オプション )。すごい!
シンプルだからより空間に溶けこんでくれます。
[ ラッチ ]
ここも気にかけないと部分だと思います。
ドアのここの部分。

お家のドアなどを見て頂ければわかると思うのですが
ラッチは基本的にドアからぴょこっと飛び出ていて
閉まる際にバネ式に引っ込んで建枠の穴に引っかかる仕組みです。
新しくなったラシッサはドアがラッチと呼ばれる部品が
ドアからぴょこっとでていないんです。

え ? そしたらどうやって閉まっている状態をキープしていてくれるの ?
と思うかもしれませんが …
建枠にドアが収まった瞬間にマグネット式で飛び出て来るのです。

それが実現したことにより
今までラッチがドアに擦れるのため必要だったプレートの折り返し部分が必要ではなくなり
よりすっきりとしたドアになりました。すごい。
最後に [ ガラス ] だけ
思っていたよりも長くなってしまったので最後に室内建具のガラスについてです。
こういったガラス面の広い建具をお家に使ってみたいなぁとおもったことありませんか ?
でも割れた時が心配だな ~ ってなると思います …

LIXILの室内建具で使用しているガラスは 【 熱処理ガラス 】を
使用しているため もし万が一割れてしまったとしても
割れたガラスがケガをしにくい粒状になるので安心です。

こんな感じでぎゅっぎゅっと握っても手が切れません。
角の部分が鋭利な形状ではなく少し丸みを帯びる形状になるそうです。

今回はこの辺で終わりたいと思います。
まとめ 暮らしになじむ。
新しくなったラシッサは派手さではなくシンプルに美しいを大切にした建具でした。
日常にそっと寄り添うようなデザインと長く使いたくなる質感。
お家づくりを考えるとき、ぜひドアのデザインや素材にも少し注目してみてください。
ほんの少しのことですがより心地よい空間に仕上がるかと思います。
yurina